早いもので8月。

8月13日現在
台風が近づいてきていますね。。
影響が心配。

お盆にお花!!というお客様はあまりいらっしゃらないのでアトリエはのんびりです。

要するにお暇なので笑
今日はちょっとまじめにコラム風ブログ。

近年お花をお墓やお仏壇に供えるという人は目に見えて減っています。
わたしはブライダルとオーダーメイドギフト、お店などの生け込みなどが主流のお仕事なのでいわゆるお供花は専門ではありませんが随分とそういった需要は減ったなぁと感じます。

生活スタイルや家族構成など変化で花を飾るとか供えるといった習慣はなくなりはじめ花を飾ることはもはやホームデコやヒーリングのためといった趣向になっています。

花屋はホームデコや特別の日のための花を提供するというスタイルになり
デイリーフラワーは量販店やスーパー、さらに100円ショップなどが扱うという棲み分けが定着しました。

がさらにここにきて時代や生活や家族や経済動向の劇変で量販店のデイリーフラワーの売れ行きもあまり芳しくなく花離れは止まりません。

花屋の生き残りはアーティスト思考に転換することだ!!というような流れを感じますが
花はもてなしであり生活の一部であり心を豊かにするものだと考えるわたしとしては
花屋はおしゃれアーティスト!!というのは敷居が高くなるだけで花離れは加速の一歩では?と危惧してします。

かとっいって花屋の役割は今や花やみどりだけを販売するのではなくライフスタイルやデザインを売るという傾向は止めることができません。

消費税増税前に花屋にせよ量販店にせよ花という嗜好品を販売するところはほかの商売と比べても苦境に立たされることは間違いありません。

花やみどりのない地域は犯罪率があがるという〜調べを読んだことがあります。

一緒に仕入れしていた仲間が廃業していくのを見ると危機感こそあれ寂しさを強く感じます。

花やみどりをほんの少しでも生活の一部に。

花を生業としている自分に何ができるかもう少し深く考えてみたいと思います。